【第三十九話:近年の軟石建物】


★芸術の森「工芸館」
(札幌市南区芸術の森2丁目))

 鉄骨造2階建ての建物で、展示ホール・工房・ギャラリー・クラフトショップ等が入った施設です。
 1階外壁に札幌軟石が使用され、2階部分の木造外壁と軟石が調和し、軟石が映える建物となっています。
 この他の施設の一部にも札幌軟石が旨く使用されています。

芸術の森「工芸館」


★石屋製菓
(札幌市西区宮の沢2条3丁目)

 チョコレートファクトリー・チョコレート博物館・白い恋人パーク等建物の外壁などに札幌軟石が広く使用されています。
 博物館の外壁は旧遠藤醸造店(中央区南4条東4丁目)として、明治44年(1911)に建てられ、その後多くの人々に親しまれたレストラン「あんとるぽー」が平成2年(1990)頃取り壊した軟石を加工し再使用しています。


石屋製菓


★レストランプレビュール・大通丸一ビル
(札幌市中央区大通西14丁目)

 5階建と8階建のビルが2棟並んでいますが、これらの1、2階の外壁に札幌軟石が使用され、資料館と共に軟石の街並みを形成しています。
レストランプレビュール
大通丸一ビル


★札幌コンベンションセンター
(札幌市白石区東札幌6条1丁目)

 国際会議場を持つ延べ面積約2万uの巨大施設の特別会議場内の内壁の一部に札幌軟石が使用されています。
 この室内も木製壁と軟石が調和し、落ち着いた雰囲気を持っています。

札幌コンベンションセンター


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